身近な金融の分野に活用される数学 ～第5回酔っ払いの千鳥足と確率～

はじめに

株式会社 東京証券取引所、上場部 上場会社サポート担当部長の横田雅之氏（原稿作成当時の役職は、金融リテラシー・サポート部企画担当部長）から、身近な金融の分野に活用される数学に関してご寄稿いただきましたので、掲載します。

研究の概要

• １．酔っぱらいの千鳥足
• ２．ランダムウォークと確率
• ３．株価とランダムウォーク
• ４．ランダムウォークの極限がウィーナー過程
• ５．株価モデルとウィーナー過程との関係
• ６．最後に
• Appendix

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本稿の執筆者 横田 雅之

株式会社 東京証券取引所
上場部 上場会社サポート担当部長

1989年早稲田大学理工学部建築学科卒業。複数の企業に勤務後、2000年からはゴールドマン・サックス証券等の国内外の投資銀行に勤務。2009年東京証券取引所入社。2015年から上場推進部長として国内外の企業などの上場支援・市場振興を担当。2023年から金融リテラシー・サポート部企画担当部長として金融経済教育を担当。
早稲田大学大学院経営管理研究科非常勤講師、不動産鑑定士、一級建築士、応用情報技術者、日本数学検定協会認定数学コーチャープロA級