先生のノート

SAMEにおける「数学の学習に主体的に取り組む子どもを育成する指導」の執筆にあたって

  • 子ども
  • 主体的・対話的で深い学び
  • 数学の学習
  • 教科指導
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目次

数学の学習に主体的に取り組む子どもを育成するために、教育現場として取り組むべき課題とは何か。現在、東京都教師道場の担当をし、指導力向上のためにがんばっている先生方の指導を行っている小宮賢治先生に、この大きな課題を解決するための、指導上の要点や、子どもたちとの向き合い方について、記事をご執筆いただきました。


SAMEでの記事連載にあたってのメッセージをいただきましたので紹介します。

メッセージ

私は以前、学校等に勤務していましたが、現在は学校の先生方を対象とした指導をしています。その経験を踏まえ、教員や塾の先生として新しく子どもたちの指導にあたる方や、指導方法で悩んでいる方に少しでもお役に立てればと思い、執筆することにしました。

 子どもたちが、周囲のいろいろな人たちと関わりをもちながら、自分が希望するように学んでいくことを期待するのは、保護者だけでなく大人の人たちの願うところです。

 その実現のために、現在、全国の学校では、「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業づくりに先生方は取り組んでいます。このことは、学校ばかりではなく塾で子どもたちを対象として指導されている先生方も同じです。

 ここでは、おもに中学校の数学の教科指導を通して、主体的に数学の学習に取り組む子どもを育成する指導の話を10回くらいにわたって行っていきたいと考えます。第1回は、どの教科等にも共通する内容ですが、子どもへの理解について述べていきたいと考えます。

小宮先生の記事の紹介

SAMEでは、小宮先生の記事を連載予定です。
こちらのリンクからご閲覧ください。

【数学の学習に主体的に取り組む子どもを育成する指導①】指導者の子どもに対する理解


小宮 賢治
今回お話を伺ったのは…小宮 賢治さん

公益財団法人 日本数学検定協会 理事
東京都公立中学校長、東京都中学校数学教育研究会会長等を歴任。現在は、東京都教職員研修センター 学習指導員(東京教師道場教授)として、数学の指導力を高めようとがんばっている先生方の指導を行っています。

※所属・肩書は当時のものです。